性病には実に多くの種類と症状が存在し、同じ性病であっても男と女では生じる症状やリスクなども変化してきます。トラブルのない、円滑な男女関係を続けていくためにも性病を始めとした感染症の知識が必要です。

性病も自宅で治療できる時代になった

人間はある程度の年齢になると恋をします。
そして、多くの異性と出会う中で特定の異性に対して恋をするようになります。
その想いから相手と一緒にいたいと感じるようになり、その結果結ばれていくのです。
結ばれた後は愛し合って子供が生まれます。
これが私たち人間が子孫を残す流れです。
これらのことを私たちは非常に長い時間をかけて行ないます。
生まれてからすぐに子孫を残せる訳ではなく、何年も何年も時間をかけて行なわれるのです。

人間は異性と交わることは子孫繁栄以外にもう一つの意味があります。
それは人間に備わる三大欲求の一つでもある性欲を解消するためです。
この性欲を解消するために異性と交わること自体は何の問題もありませんが、この際に病気になる場合があります。
それが性病と言われるものです。
現在はこの性病が様々な世代で増加傾向にあります。
今は聞きなれている性病も、一昔前までは命を危険にさらす大病だったものもありました。
しかし現在は性病の治療薬も発達し、自宅でも治療できる状態にまでなっています。
その安心感や手軽さからも、性病のリスクを深くまで考えることがないのも増加を助長している原因といえるかもしれません。

代表的な性病とは?

手をつなぐ男女

性病には多くの種類が存在します。
クラミジア、淋病、のどの性病、カンジダ、トリコモナス、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIVなどです。
実は、ここにあるどれもが男の性病であり、女の性病でもあるのです。
つまり男女の違いはなく、どちらも可能性がある性病ということです。
性病になる原因は性行動の乱れや性に対する無知識と言われています。
病気の予防に効果があるコンドームを使わなかったり、不特定多数の人間と性行動を行なったり、病気になっているにも関わらず放置したまま性行動を行なうといったことが原因と考えられています。
性病になると病院で診察を受け、ジスロマックやバルトレックスやクラビット等で治療するしかありません。

また、特定の性病の症状を治す際に発見する場合もあります。
例えば頻尿の治療をする際に、クラミジアや淋病が原因だったと分かることがあります。

トリコモナスに感染しているのであればフラジールが効果的な治療薬となっています。
フラジールは古くから用いられておりトリコモナスの第一選択薬とされ処方されています。
原虫を殺菌できるフラジールは1日2回10日間服用することで完治することができます。
最近では、ネットで薬を注文して自宅で治療も性病の治療はできますが、治療薬を服用される際は、その薬の副作用、注意事項などをきちんと把握した上で服用してください。
また、自宅で治療し症状が改善されない場合には必ず早急に病院へ行くことが大事なのです。

良性の性病と、悪性の性病

説明する医師

性病にも、悪性のものが多いですが、中には良性のものもあります。
良性の性病で代表的なものが、せんけいコンジローマです。
これは比較的、悪性でも簡単に治るものなので心配する必要はありません。
せんけいコンジローマとは、肛門・性器の皮膚の周りに、イボのようなものができることです。
イボの大きさは、小さいものから大きなものと人によってそれぞれ違います。

悪性の性病についてですが、一番深刻なものがHIVです。
HIVというのは、全国の15%の人がかかっています。
HIVは、一度かかってしまうと最悪死に至るケースがあることも少なくありません。
実際に、かかった人の3.5%の人が死亡しています。
ですが、あらかじめ検査をしていれば、最悪のケースをまぬがれることができます。
性病は誰にでもかかる病気なので必ず検査をしておきましょう。

なぜ性病が発症するのか?

考える男女

性病は主に性行為や免疫力の低下により発症しやすくなる病気ですが、こうした性病に関連するサイトなどキスだけで性病に感染する?という疑問の声も見受けられます。
結論としては、性病の中で最も重い病気といえるHIV(エイズ)などの場合はキスだけで感染することはありませんし、エイズに関しての知識としてキスだけではエイズにならないことについてはよく宣伝されています。
なので、安心してしまいがちですが確かにエイズに関してはかからないものの性病全体を見るとキスだけで移してしまう性病も存在しますので注意が必要となります。

手をつなぐなどの行為の場合には感染源は存在しませんので移る心配はありません。
しかし、キスをする場合唾液などに住みつき、そこから感染する病気があります。
それがクラジミアと淋病です。
キスといっても軽く唇を触れ合わせるくらいのキスなら問題はありません。
ただし、唾液を交換したりするタイプのディープキスと呼ばれるものの場合、ウイルスを持っている場合感染する可能性が高くなってしまいますので注意が必要です。
クラジミアの場合は感染力が強く、一回の性行為で全体の5割にも及ぶ感染率を持つ病気なので、充分にキスだけでも感染する可能性はあるということになります。
咽喉クラジミアは軽度の場合は喉の腫れや痛みなど風邪と勘違いされがちな症状を起こしますが、医師の診察をしっかりと受けて治療していくことが大事です。
このように固定したカップル間での感染率でも1年間に約10パーセントといわれていますので、誰でも起きる可能性があるのが性病なのです。